- 英語音名とドレミ
英語音名は絶対音名に、ドレミ（イタリア音名）は相対音名に使うべきなど諸説ありますが、英語音名とドレミの翻訳は
音符は音の高低（音名）と音の相対的な長さ（音価）を同時に示しています。
必要だと思います。以下のように暗記しましょう。
ド＝C レ＝D ミ＝E ファ＝F ソ＝G ラ＝A シ＝B
これらを分割して習得し、音符に慣れていきましょう。
- 楽譜の音名を読み取る
適当なト音記号の楽譜を用意します。楽譜を見て音名を読みとる練習をしましょう。
呼び方はドレミでもＣＤＥでも両方でもかまいません。
リズム記号は無視します。棒読みで音符がどの位置にあると何という音名か、ということに特化して練習します。
- リズム（音価）を読み取る
リズム譜は無限の組み合わせが考えられますが、実際はパターンが見出せます。
数種類のパターンを覚えてしまえば、読み取りは楽になります。
数学的に音価を計算するよりも、音符を「絵を見る様に」パターンとして認識するようにします。
→リズムパターン練習ページへ
- 音名とリズム
音名とリズムを結合させ、音の高低は無視して棒読みのままリズム（音価）をつけて同時に読み上げます。
- 指板の基礎
指板の構造的特徴をいくつか確認しましょう。
⑥弦と①弦は２オクターブ違いで音名は同じ。
２４フレットのギターの場合、ナットから１２フレットまでと１２フレットから２４フレットまでは１オクターブ違いの同じ構造。
２２フレットの場合はナットから１０フレットが１２フレットから２２フレットまでと同じ。
１２フレットまでのポジションマークは、１フレット、３フレット、５フレット、７フレット、９フレット、にある。
（１フレットにポジションマークがないものも多いですが、便宜上あるものとします）
⑥～④弦間で行う運指を⑤～②弦間で弾く場合、②弦だけ１フレット上げなければならない。
- 指板の暗記
ハ長調の音、即ち、＃もｂも付かないナチュラル音の位置を指板上で暗記しましょう。
これはピアノでいうところの白鍵にあたります。ピアノはナチュラル音とそれ以外（黒鍵）が一目瞭然ですがギターは違います。
白鍵にあたる位置（ポジション）と音名を暗記します。
開放弦から１２フレットまでを覚えましょう。
開放弦はすべてナチュラル音です。１２フレットは第二のナットですから開放弦と同じ構造です。
１２フレットは開放弦と同じですから、その中の１１フレット分の領域を暗記します。
つづく